1990年春
社会人になり、EP71の車検切れを理由にニッサン180SXに乗り換えた。
新車時からサスペンションはもちろん、タイヤ、ホイール、マフラーにバケットシートと、とりあえずそのまま走れる仕様に仕上げた状態で購入した。
週末は朝からSRX、夜は180SXでワインディングを走り回った。
しかし車の楽しさが増すにつれて、180SXにばかり乗るようになり、SRXの方は次第に乗らなくなっていった。
そして車検が切れると同時に手放すことに決め、ここで一旦バイクライフは幕を閉じることになる。
そんな頃、ワインディングに暴走族上がりの自称走り屋が出没するようになり、揉め事が日常茶飯事になってきた。
このころの大阪は、阪神高速や阪奈道路を中心に、暴走する行為がエスカレートし、チーム同士の抗争が多発、警察沙汰の事件も多かった。
とにかく無茶苦茶で気に入らなければすぐに喧嘩になり、ワインディングを楽しめない日もあった。
そのような状態が続くにつれて、ワインディングを走るのが嫌になり、車でのサーキットデビューを真剣に考えるようになった。
しかし、その当時1800ccターボでは気軽に参加できる競技がなく、180SXへの情熱も次第に冷めていった。
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ニッサン 180SX
レスポンス重視のライトチューンだったが結構速くて面白かった。
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あまりにハードに走りすぎたせいか、ボディからは軋み音が発生しガソリンタンクの内壁は破損、ハッチバックからは雨漏りが起きるようになった。
ロールケージを入れる予定だったが、諸般の事情で手放すことに決めた。
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ナルディのステアリングに、ブリッドのフルバケットシート。
大阪生駒の某ワインディングではそこそこ有名人なった。
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憧れの車高調整式サスペンションを装着。
当時はマイナーだったテインをチョイスした。
1台分で25万円くらいした記憶があるが、価格通りの素晴らしいサスペンションだった。
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