Home ポルシェ 自己紹介 ポルシェ日記 インプレ インフォメーション
    日 記

憧れだった964RSレーシング

メンテナンスはもちろん修理やチューニングを含め、試行錯誤を繰り返し、自分好みの仕様に仕上げていく過程を日記として紹介!

    ストラットタワーバーについて

2013年2月15日

最近、ストラットタワーバーの効果を聞かれることが多くなった。

そこで私なりの見解を・・・

空冷ポルシェ用のストラットタワーバーだが、社外のパーツメーカーから独自の考え方で、いろいろな形状の物が販売されている。
しかも964と993に関しては、ポルシェ純正品もラインナップされ、未だに入手可能である。

では、それぞれのメリットとデメリットだが、装着されるタワーバーによって違いがある。

まず社外パーツメーカーのストラットタワーバーだが、純正品とは異なり、純正品以上の剛性アップが図れるよう、バー自体を太くしたり、楕円にしたり、クロス形状にしたり、取り付け部を3箇所もしくは4箇所にしたりと、工夫が凝らされている。

そうなると、かなりの剛性アップが図られるのだが、装着によってアンダーステア傾向が強くなったり、逆にオーバーステア傾向になったりと、ハンドリングに影響を与えてしまうことがある。

正直、これらは装着してみないと、良くなるのか悪くなるのかなんともいえない。

逆に純正品は、前方2箇所止めで、細目のシングルバータイプのため、極端な剛性アップは望めないのだが、カブリオレやタルガに装着すると、明らかにしっかり感が出るのでおすすめである。

しかし元々、ボディにスポット増し補強が施されているRSでは、それほどの変化を体感することはできない。

おそらく純正品は、オリジナルのハンドリングを変えることなく、若干の剛性アップと、ファッション性アップが狙いのように思える。

よくストラットタワーバーは、事故等の衝突で片側に衝撃を受けると、反対側にまでダメージを及ぼすため、それがデメリットとなると言われているが、純正品に関しては、そこまで強い剛性を持っていないため、メリットはあってもデメリットはないと考えている。

純正ストラットタワーバー
純正カタログを見ると、バーはアルミ地のシルバーなのだが、私の964RSはなぜか艶消しの黒にペイントされている。

それほど強度がないため、オリジナルのハンドリングを変えることなく、若干の剛性アップと、ファッション性アップが狙いのように思える。

戻る   次へ
Copyright © 2005 Masaaki All Rights Reserved.
Reference:netmania