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憧れだった964RSレーシング

メンテナンスはもちろん修理やチューニングを含め、試行錯誤を繰り返し、自分好みの仕様に仕上げていく過程を日記として紹介!

    ブリヂストン ポテンザRE55S SR2

2006年11月24日

早速、ポテンザRE55S SR2を装着し、箱根へ走りに行ってきた。

サイズは、フロント225/45−17 リア255/40-17

空気圧は、アドバンA048Mと同様、冷間時でフロントリア共2.1Kgf/cm2に設定して走らせてみることにした。

以下全てアドバン048Mと比較してのインプレッションだが、

まず走り出して感じたのは、転がりが軽く感じ、ロードノイズは若干静かになったようだ。
ただ、この辺りは競技用タイヤなので、気にする人はいないだろう。

次にターンパイク
3速、4速メインの高速ステージだが、フロントリア共に接地感があり、安心して踏んでいける。
A048Mと同じ感じでラフに踏んでいくと、フロントがじりじり逃げていく。
アクセルを踏むと、弱アンダーだが滑り出しがつかみやすく、安定している。
サイド剛性が、A048Mよりも強い感じだ。
A048Mはべったり張り付く感じだが、RE55Sは路面をつかむような感じで、なかなか面白い。

続いて椿ライン
2速、3速の低速コーナーで、左右に激しい切り返しが連続するステージである。
下りストレート2速全開から、フルブレーキング!
しっかりと路面をとらえて、ABSがむやみに効くこともない。
ブレーキを残したままステアリングを切り込むと、A048Mよりもシャープに、フロントがインに入る。
そこから踏み込むと、やはりフロントがじりじり逃げていく。
ところが、その動きが心地良く、少々ラフに踏んでも大きく姿勢を崩さない。
これが凄い!
やはりサイドの剛性感がかなり有るように感じる。
急激なアクセルオフでも姿勢を崩さず、インにスウーッと入っていく動きも穏やかで心地良い。

A048Mの場合、このようなシチュエーションでは路面にべったり張り付く感じだが、RE55Sは路面にエッジを立てて、グリップさせている感じがある。

ただ絶対的なグリップ力はA048Mの方が高く、どんなにラフにハンドルをこじってもスキール音一つしなかったが、RE55Sはハードの走るとスキール音が出る。
決して不安感はないのだが、根を上げるのが早いようだ。
言い方を変えれば、RE55Sは滑らしながらもグリップさせている感じがあり、アクセルのオンオフで自在に向きが変えられるような特性である。

これはドライバーの好き嫌いが分かれるところだと思う。
特徴の異なるこの2種類のタイヤ、どちらを選ぶかはなかなか難しい選択である。

私は、路面のギャップでもべったりグリップしている感じが好きなので、RE55Sとの相性はあまり良くないのかもしれない。
慣れれば別だが、なかなか思い通りに動いてくれない。
やはり、ここ一番のグリップ力に不満を感じる。

これから、もう少し走り込んで、耐久性やグリップ力の変化をみて、どちらが好みか結論を出してみたいと思う。

左右非対象パターン
低温時からもグリップするところは凄い。
かなりハードに走った後も、表面の荒れは少なく、綺麗に磨耗している。

サイドのデザインは、まさにスリック
ラインやデザイン性は全くない。
この辺りのデザインはなかなか格好良い。

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