|
憧れだった964RSレーシング
購入してからの数々のトラブル、
チューニング、イベントの参加等、
試行錯誤を繰り返し、
964RSを仕上げていく過程を
日記として紹介
|
|
 |
|
2012年1月15日
車高が決まったクアンタムT3-CRだが、ここから先は、走るステージに
応じた減衰力を見つけることとなる。
そこで、リザーバータンク付きダンパーについて簡単に説明しよう。
減衰力調整ダイヤルは、ダンパー本体側のロースピードアジャスターと、
リザーバータンク側のハイスピードアジャスターとに分かれる。
それぞれの特性だが、
【ロースピードアジャスター】
・主にダンパーのリバウンド減衰力を制御
・ショートストロークでの高周波な動きに有効
・細かな振動に対するダンパーの効き出すレスポンスを調整できる。
・あまり強くしすぎると、路面の細かな凸凹で跳ねやすくなる。
ロースピードアジャスターは、締め込んでいくと、ステアリングレスポンスは
どんどん良くなる反面、路面の細かな凸凹を拾うようになり、乗り心地も
ゴツゴツしていくことになる。
【ハイスピードアジャスター】
・主にダンパーのコンプレッション減衰力を制御
・ロングストロークで低周波な動きに有効
・大きくストロークした時のロールやピッチングスピードを調整できる。
・あまり強くしすぎると、つっぱり感が出てしまう。
ハイスピードアジャスターは、ダンパーがある程度動いて行った先で、
作動するため、締め込んでいくと、細かな凸凹でも影響を受けず、ロール
やピッチングスピードを遅くすることができるため、S字の切り返しなど、
伸びきった状態から一気にフルバンプするような状況で効果を発揮する。
これらの特性を把握した上での調整方法だが、まずメーカー推奨値にて
走ってみる。
メーカー推奨値がない場合は、最強と最弱の中間で走ってみるとわかり
やすいかもしれない。
まずは、凸凹を通過した時のゴツゴツ感が、どの程度なのかを判断するの
だが、ゴツゴツ感がある場合は、ローアジャスターを少しずつ緩めていき、
ゴツゴツ感を感じない位置を見つけるのである。
逆に、フワフワ感があるようであれば、ローアジャスターを少しずつ締め
込んでいき、フワフワ感が消える位置を見つけるのである。
この時、同時にフロントもリアも触ってしまうと、訳が分からなくなるので、
触る時はどちらか一方にした方が良いだろう。
そこで、良い位置が見つかれば、次にハイアジャスターの調整となる。
例えば、フロントでいうと・・・
高速で凸凹を通過した時にゴツゴツ感が出る場合は、フロントのローアジャ
スターを少しずつ緩めてき、ゴツゴツ感がなくなる位置を決める。
ところが、その位置だとステアリングレスポンスが悪くなり、コーナーでの切り
返しでロールが残ってしまう状態になってしまった。
そのような場合は、ハイアジャスターを締め込んでいけば、ロールスピードを遅く
することができるため、コーナーリングにメリハリを出すことができるのである。
ただ、あまりハイアジャスターを締め込みすぎると、ブレーキングでチャタリング
が出てしまうことがあるので注意が必要である。
また、リアでいうと・・・
高速の凸凹を通過した時にゴツゴツ感が出る場合は、リアのローアジャスター
を少しずつ緩めていき、ゴツゴツ感がなくなる位置を決める。
ところが、その位置だとおつりが2〜3回残るような状態になってしまった。
そのような場合には、リアのハイアジャスターを締め込んでいけば、おつりを
止めることができる。
このように、リザーバータンク付きダンパーは、幅広い調整ができるのである。
いずれにしても、自分が乗りやすいと感じるところがベストなので、何度も試行
錯誤を繰り返し、見つけていくしかない。
春が来るのが楽しみだ!
|
 |
|
 |
フロントローアジャスター(リバウンド)
本体下のつまみを回して調整する。
|
|
フロントハイアジャスター(コンプレッション)
インナーロッド中央にレンチを差し込んで
調整する。 |
 |
|
 |
リアローアジャスター(リバウンド)
インナーロッド中央のつまみを回して調整
する。 |
|
リアハイアジャスター(コンプレッション)
リザーバータンクのダイヤルにて調整する。
|
戻る
次へ |
|
|
|
|
|