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憧れだった964RSレーシング
メンテナンスはもちろん修理やチューニングを含め、試行錯誤を繰り返し、自分好みの仕様に仕上げていく過程を日記として紹介!
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2011年11月7日
先日交換したブレーキパッド エンドレス Ewig MX72。
早速、走行してみたのだが、初期の制動が悪く、音鳴きもする。
インプレッサでは、全くそのようなことがなかったので不思議だ。
そこで、入念に慣らしをすることにした。
ブレーキパッドは交換すると、必ず慣らしが必要となる。
慣らしを怠って、いきなりハードな使い方をすると、パッドの摩材がもろくなって、片磨耗や欠け落ちを起こしたりすることがある。
また、十分な制動力を得られなくなって、ジャダーが出る原因になったりすることもあるので、注意が必要だ。
そこで、慣らし走行の方法だが、
まずは50キロくらいから40キロくらいへ落すブレーキを30回くらい繰り返す。
制動力がアップしたことを確認できれば、次はブレーキを少し冷やした後、80キロくらいから70キロくらいへ落すブレーキを30回くらい、適度にブレーキを冷やしながら間隔をとって行う。
通常は、これで完了だが、サーキット走行を主体に考えているのなら、最後の仕上げが必要となる。
これは公道では出来ないので、サーキットオンリーなのだが、150キロくらいから80キロくらいまで落すブレーキを4〜5回、適度にブレーキを冷やしながら間隔をとって行う。
これで完了だ。
慣らしを終えたMX72は、制動力に不満はないレベルになった。
しかし、またまた問題が・・・
インプレッサでは鳴かなかったMX72が、964RSでは鳴く。
しかも、かなりうるさい。
前回のフェロードDS2500と全く同じだ。
もしかしてローターが原因かもと思っていた時に、あるお客さんから、964RSに使用していたDS2500を譲って欲しいと言われた。
そのお客さんは以前からDS2500を使っているのだが、鳴くことはないらしい。
そこで、鳴きが出るかどうか試していただくために、お譲りすることになったのだが、結果は全く鳴かない・・・。
ブレーキが鳴く原因は、パッドではなく、やはりローターに問題があるようだ。
通常、ポルシェのローターは減ることで有名なのだが、なぜか私の964RSは2万Km以上走って、2回パッド交換しているにも係わらず、ほとんど減っていないのである。
不思議だったのだが、まだまだブレーキングがあまいなと思いながらも、減らないからいいかと思っていた。
結論はそうではなく、熱によって焼きが入り、表面がカチカチに硬化してしまっているからなのかもしれない。
パッドとローターとの相性というのは、ほんとうに難しい・・・
次はローターの交換したい。。
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MX72パッド+純正カチカチ ローター
パッドとローターの相性というのは、ほんとうに難しい・・・
次はローターを交換したい。
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