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憧れだった964RSレーシング

メンテナンスはもちろん修理やチューニングを含め、試行錯誤を繰り返し、自分好みの仕様に仕上げていく過程を日記として紹介!

    ボルケーノ レーシングマフラー

2009年7月5日

車の出力特性は、マフラーの形状で、かなり変わる。

中低速でのトルクを重視するのか?高速域での伸びを重視するのか?
もちろん、エンジンチューニングの度合いによっても左右される。

ムラポ964RSのレーシングマフラーは、ショートサーキット向けに中低速のトルクと音質を重視したベーシックタイプをベースに、作製してもらっている。

コンピューターROMによる若干の変更はあるにせよ、エンジンはもちろん、エアフィルターまでもノーマルである。

だからレブリミットは、6,800rpmそこそこなので、それで不満は感じない。
逆に中低速のトルクが増したフィーリングだ。

ところが、排気量を3,8Lにしたり、エンジンチューニングして7,500rpm以上回そうとすると、マフラー容量が足りなくなってしまう。
そうなると、エキゾーストパイプの径や集合部分の見直しが必要になってくる。

そういった条件での使用に対応するため、別注オーダーも受けているのだが、今回はベーシックタイプとどこが違うのか、比較をしてみた。

まず、ベーシックタイプと比べると、集合部分までの長さは短くなっている。
マニホールドパイプは42.7mmから45mm、集合部は54mmから60mmへとアップ!
これらは、高回転域での伸びを重視した試行錯誤の結果である。
もちろん、6−2−1と等長集合させているため、音質へのこだわりも妥協はない。

また、中低速域を犠牲にしても、より高回転での伸びを重視するのであれば、集合部から直接左右2本に振り分けたメガホンテールパイプ2本出しを選択することもできる。

いずれにしても、オーナーの使用用途に応じて、仕様が決まって行くことになる。

一般公道での使用はできないのは残念だが、まさに機能を優先させた芸術品である。

ムラポ964RS
中低速を重視したベーシックな仕様
それでも6,800rpmまではスムースに回るので不満はない。
マニホールドパイプは42.7mm、集合部パイプは54mm、テールパイプは60mmフレアとなる。
Kさんの993SuperCup
高回転域での伸びを重視した仕様
別注オーダーになるが、6−2−1と等長集合で、音質へのこだわりも妥協はない。
マニホールドパイプは45mmで、集合部分までの長さは短くなっている。
集合部パイプは60mm、テールパイプは65mmフレアとなる。

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