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    日 記

憧れだった964RSレーシング

メンテナンスはもちろん修理やチューニングを含め、試行錯誤を繰り返し、自分好みの仕様に仕上げていく過程を日記として紹介!

    ボディレストア その1

2008年12月12日

フロント廻りの飛び石キズがあまりにひどくなったため、修理することとなった964RS。

当初は単なるオールペイントを予定していたのだが、キズの深さやペイントの割れをチェックしている内に、この際完璧にリペアしたいと、全面剥離のオールペイントを決意した。
こうなると、ほぼレストア状態!

板金塗装のために預けてから、1ヶ月半が経ったが、まだフロントバンパー、フード、フロントフェンダー、ドア、リアフェンダー、ルーフの剥離を行っている最中だ。
本当なら、すでに出来上がっていてもおかしくないが、お客さまからの事故修理依頼が重なったため、そちらを優先し後回しにしていた。

今回のレストアだが、購入当時から気になっていた事故修復歴を見極めることもできる。

私の見た限りでは、フロントバンパーから左右フロントフェンダーとルーフを修復していると思われる形跡があった。
ただ、どの程度の修復だったのかを、確かめるにはペイントを剥がすしかない。

どのような結果になるにせよ、それも楽しみの一つだった。

その結果、右側面はフロントフェンダーの上部にポコポコと凹んだ跡があるだけで、ドアもリアファンダーもほとんどパテが入っていなかった。

ところが、逆に左側面が悲惨だった。
フェンダー後部からドア、リアフェンダーにかけて、全面にパテが入っている。
通常の事故による修理とは考えにくいほどの面積である。
それに加え、ルーフにもかなりのパテが入っている。

その理由について考えてみた・・・

この964RSが、日本に入って来たのが1994年で、当時は大阪にあったのだが、もしかすると、その後1995年1月に起きた地震に遭遇したのかもしれない。
保管時に棚のような物が右側面を直撃し、その上に置いてあった物がルーフと右フェンダー上部に当たったと考えることもできる。

理由も含め、事故修復歴があってもなくても、そんなことはどうでも良いのだが、過去に何があったのか想像すると面白い(笑)

右フロントフェンダー
なぜか上部のみポコポコと凹んだ跡があり、
パテ修正されていた。

右ドア
全く修理された形跡はなく、非常にきれいな状態だった。

左フロントフェンダー
後部からドアにかけてパテ修正があるが、交換された形跡はない。

左ドア
全面にパテ修正跡が・・・
ある程度の予想はしていたがショックである。

左リアフェンダー
左ドアもショックだったが、左リアも同じく凄い状態!
相談した結果、元のパテを生かしたままペイントすることになった。

ルーフ
まさにポコポコ!
地震によって、たくさんの物が落ちてきたのかも・・・?

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