Home ポルシェ 自己紹介 ポルシェ日記 インプレ インフォメーション
    日 記

憧れだった964RSレーシング

メンテナンスはもちろん修理やチューニングを含め、試行錯誤を繰り返し、自分好みの仕様に仕上げていく過程を日記として紹介!

    ヨコハマ アドバン A050 M その2

2007年8月26日

発売されたばかりのアドバン A050Mコンパウンド
早速、箱根へ走りに行ってきた。

空気圧は、冷間時でフロントリア共2.2Kgf/cm2に設定

いつものように小田原厚木道路を経て、ターンパイクへ
料金所を通過し、3速、4速と全開!
右へ左へと車体を振ってみるとなかなか良い感じ!
想定以上にクイックに動くが、ギャップにのるとけっこう跳ねる?
空気圧が高すぎるのか?
それともタイヤ自体の剛性が高いのか?
プロクセスR888と比べると、サスペンションのバネレートが1〜2Kg/mm
上がったように思えるくらいである。

まずは高速コーナー
120キロ以上で回るコーナーなかなか良い感じだ。
しかし、A048Mにあった路面に、はりつくような感じがない。
どちらかというと、ポテンザ RE55SSR2に似た路面をつかむような感じがする。

そのまま椿ラインへ
3速から、フルブレーキング!
ブレーキを残したままステアリングを切り込むと、A048Mよりもクイックに、フロントがインに入る。
クリップポイントを過ぎ、少しラフに踏み込んでみる。
あれれっ!て感じで、フロントがじりじり逃げて行く。
大きく姿勢は崩さないが、プロクセスR888GGに比べるとグリップ力が劣っているように感じる。

空気圧が高すぎるのか?
測定してみたが、フロントリア共に2.5Kgf/cm2である。
それほど高くはないが、フロントを2.3Kgf/cm2に落として、再度走って
みることにした。
若干アンダーは消えたものの、やはりフロントがじりじり逃げていく。

いつものように、3速のままクリアするクランクへ
そしていつものように、リアタイヤがギャップで吹っ飛ぶ!
プロクセスR888GGならそのまま向きが変わったのだがアンダーが・・・
やっぱり、根を上げるのが早いようだ。
グリップ力も含め、ハンドリング特性や磨耗具合が、ポテンザ RE55SSR2にそっくりに思える。
やはり耐久性をアップさせようとすると、同じ方向へ行ってしまうのか?
アドバンに対する期待が大きかっただけに少し残念である。

120キロ以上のコーナーは、なかなかシャープで面白いのだが、100キロ以下のコーナーではなかなか手強い。
サーキット主体に開発されているので仕方ないとは思うのだが、タイヤがつぶれてくれず、うまく荷重がかからない感じである。
A048Mのようにコンパウンドでグリップさせるような感じではないので、方向性が変わってしまったように思える。

A048は、MもMHも両方試したことがあるが、Mの強烈なグリップ力に対し、MHはそれほどでもなかった。
ただMの場合、耐磨耗性が悪く、サーキットでの長時間走行は厳しいものがあった。

正直、今回のA050 Mは、A048 MとMHの中間くらいのグリップ力程度のように感じられたが、耐久性を重視して開発されているため、仕方のないことなのかもしれない。

もう少し走り込んで、走り方を変えたり、セッティングをつめて行きたいと思っている。

フロント
グルービングに若干のただれがある程度で、表面はさらさらとした状態
かなりの耐磨耗性アップが、はかられているように判断出来る。

リア
タイヤ剛性が、かなり上がっているようで、相当荷重をかけないと本領を発揮できないように思う。
964RSでは車重が軽すぎるのかも・・・?

戻る   次へ
Copyright © 2005 Masaaki All Rights Reserved.
Reference:netmania