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    日 記

憧れだった964RSレーシング

メンテナンスはもちろん修理やチューニングを含め、試行錯誤を繰り返し、自分好みの仕様に仕上げていく過程を日記として紹介!

    サスペンションセッティング その5

2005年10月26日

結局、満足のいくサスペンションを求めて、スプリングの交換を決断した。

選択したスプリングは、NOVAでフロント8Kg/mm、リア12Kg/mm
アライメントは、フロントキャンバー−2°00′トーは0.0mm
リアキャンバー−2°24′トーはIN 5.0mmに設定

早速、箱根へ・・・
走り出して感じたのは、乗り心地がかなり良くなった。
ハンドリングも以外やシャープなままで、100キロくらいで左右に振ってもダイレクトに応えてくれる。
フルブレーキング時の操作性も素晴らしく、ギャップに載っても暴れることがなくなった。

コーナーリングについても、以前はほとんどロールすることなく、タイヤのグリップ力で無理矢理曲げていたが、軽いロールを利用して、過重移動で曲がっていく感覚に変わった。
もしかするとタイヤの耐久性も上がるかもしれない?
それくらい変わった。

かなり満足である。
そうなると、もっと良くなるのではと欲が出てくる。

早速、フロントキャンバーを−2°30′に寝かせてみる。
フロントの回答性が良くなればと思ったが、結果はその逆だった。
アンダーが強くなり、フロントの接地感がなくなった。

サーキットのように高速コーナーリングをする場合は良いと思うが、ワインディングでは速度域が低すぎて、寝かせすぎたフロントタイヤがつぶれずにトラクションが、かからないようだ。

FF車やFR車では、フロントキャンバー−2°30′くらいならワインディングでも、全然問題なかったが、RR車の964では勝手が違うようだ。

結局、フロントキャンバーを−2°00′戻して完成!
取り合えず、ベストが出たので満足している。

フロントキャンバーは、通常ショックとハブキャリアを固定するボルトで行う。
クアンタムは、アッパーマウントで調整できる。
このボルト位置を動かして、キャンバー角を決める。
キャンバー調整時は、トーも再調整しなければならない。

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